月風楼

音声・効果音編集

音声の編集は動画編集でも比較的難しい分野になります。シンプルに動画の雑音を取り除くだけでは無く、効果音を足すという編集もあります。

また、動画の音声が思ったよりも小さい。音が大き過ぎてバリバリとノイズが乗ってしまっている(割れていると言います。)などと言う問題が発生したり、映像という、視覚だけの情報だけで無く、音声の知識も少し必要となります。

動画編集の中でも、難しい要素ですが、神経質に細かく考え過ぎず、編集のポイントを見ていきましょう。

音声のつながりを整える

カット編集だけを行うと、音声がぶつ切りで繋がってしまう可能性があります。

カット編集を行ったタイミングで、音声がブツッと切れてしまうので、動画を見ている人からすれば、ノイズが乗っているように聴こえたり、音声のつながりに違和感を感じてしまいます。

2つ以上の動画を繋げたり、大幅にカットして、使用した動画の範囲同士のボリュームのバランスが違うなど、全体の音声バランスを整える必要が出たりしてしまいます。

1か所で同じ環境の同じ機材で撮影した場合などは、それほど問題が無いケースもあるののですが、例えば野外、屋内と全く環境の違う動画を繋げる場合など、音声バランスを整える事が必要になる事もありますので、動画編集を始める際は注意してみましょう。

効果音を鳴らす

効果音素材を動画のタイミングの良いところで再生すると、動画のクオリティや動画の面白さに直結します。音声編集のなかでは1番編集者の個性やセンスが出る要素でもあります。

カット編集、音声編集と、2つの要素はかなり関連性の深い要素で、拘るほどクオリティが上がっていきます。当然、拘るほど時間もかかりますし、詰め込み過ぎて動画のテンポが悪くなったりしますので、やり過ぎには注意しましょう。

以上が音声周りの編集の要素になります。

音声もカット編集に近い要素ですが、耳を使う要素ですので、視覚、聴覚と複雑な作業になります。

その反面、やりがいもあり、楽しくなって来ると、スピードも上がりますし、慣れて来ると、どこをどう編集するか、簡単に手癖でようになります。

簡単な編集からスタートして、慣れて来たら作り込むなど、自分のペースで進んでみてください。
きっと、編集そのものが楽しくなるタイミングが来るはずです。

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