レイヤースタイルの種類
レイヤースタイルとは、Photoshopに付いている、レイヤー内の画像に装飾を付ける機能です。
主に文字装飾でデザインを作り込んでロゴのデザインや、YouTubeのサムネイルデザインなども
こういう機能を使用して作られています。
そのレイヤースタイルで何ができるのか、1つずつご紹介します。
スタイル
スタイルは、予めデザインされたテンプレートを選択出来る機能です。
金属感のある表面や、グラデーションのかかったデザインを選ぶなど、ざっくりデザインを選んで、細かく設定していくのも良いでしょう。
ベベルとエンボス
ベベルとエンボスは、レイヤー画像を立体的に見せる事が出来ます。ボコッと浮き出た様な画像になります。
輪郭とテクスチャーというオプションがありますが、浮き出た画像の縁の輪郭を細かく設定出来る「輪郭」機能と、テクスチャー機能があります。
境界線
レイヤーに縁を付ける機能です。
縁を画像の下に敷くか、上に重ねるか。縁の太さや色を変更できます。
イラストにアウトラインを付けたり、テキストにも縁を付けられるので、輪郭をつけて視認性を上げることができます。
シャドウ(内側)
レイヤー内の画像の形で、輪郭の内側にそって影を落とすことができます。
壁に穴が開いているような、穴にそって影が落ちている様なビジュアルになります。
光彩(内側)
レイヤー内の画像の形で、輪郭の内側にそって発光しているような光を作ることができます。
照り返しのような、光を浴びている表現が作れます。
サテン
レイヤー内の画像の表面にサテンのような光沢感を追加する事ができます。
カラーオーバーレイ
レイヤー内の画像の形で、指定した色を重ねる機能です。
イラストのシルエット画像を作ったり、ロゴの文字色を変更できます。
塗り潰しと違い、上から色を重ねている状態なので、レイヤー自体が塗り潰された状態と違い、いつでも色を重ねる前に戻れます。
グラデーションオーバーレイ
カラーオーバーレイを、1色の塗り潰しでは無く、グラデーションで重ねられる上位互換です。
2色でグラデーションを作るのは勿論、1色目を透明、2色目を指定の色で重ねられたり、2色以上の複数の色を指定したグラデーションデザインを作り、重ねる事が出来ます。
パターンオーバーレイ
模様の入った画像を重ねられる機能です。
和紙の様なざらついた表面やシワなどを重ねられる、使いこなすには少し難しい機能です。
光沢(外側)
レイヤー内の画像の形で、輪郭の外側にそって発光しているような光を作ることができます。
画像自体が発光しているような画像を作れます。
ドロップシャドウ
レイヤーの画像の形で、落ち影を作る機能です。画像からの距離や角度、ボケ具合などを自由に変更出来ます。