月風楼

MIDIの特性を活かした作曲

DTMと言うと、いざパソコンの前に座って黙々と作業するイメージが強いのではないでしょうか?
昔は確かにそうでしたが、最近ではスマホやタブレットが普及したこともあって、環境に縛られず作曲が可能です。いざPCの前に座って作曲をと身構えるのも、だんだん億劫になってきますよね。
今回はそんなDTMも、MIDIの特性を活かせば、意外と楽しみながら作曲ができるようになるアイデアをご紹介します。

DAWはそれなりのPCスペックも必要

DAWソフトをストレスなく動作させるには、PCのスペックもそれなりに要求されてきます。
さらにはソフト音源やエフェクトをたくさん使用すると、その分メモリを消費しますので、だんだん動作も重くなってきます。もっさりした環境で作業すると、スムーズに作業が進まずフラストレーションの原因となります。

打ち込み作業だけ別の環境で行う

打ち込みの作業や全体の楽曲の構成など、ラフ曲やデモ曲などの作成は、全体の流れが把握できれば問題ないので、 動作の軽い作曲ソフトやエディタなど、作業によってソフトやアプリを使い分ける事も、 直感的にうかんだアイデアを忘れることなく形にすることができ、おすすめです。

DAWも最近では、フリー版もありますし、フリーでもそれなりの音源が揃っていて、使い方によってはクオリティの高い楽曲を作れます。

スマホでもMIDIデータを作成する事は可能

PCに限らずスマホでもMIDIの打ち込みが可能です。もちろん、有料のアプリや無償アプリでもたくさんあり、MIDIでさえ書き出していれば、DAWに読み込み、ソフト音源を差し替える事であらゆる方法でトラックを作成することができます。

例えばスマホで簡単にMIDIの打ち込みができるアプリがあったとすれば、打ち込みだけスピーディに作業をしてしまい、ミックスの段階でMIDIデータだけをDAWに読み込みソフト音源を差し替えて、 楽曲を作り込む方法などもあります。MIDIデータさえあれば、ソフト音源はいくらでも差し替えられますので、その特性を活かした作業の進め方もポイントになってきます。

DTMで作曲といってもなかなかいい曲完成するまでの道のりは長いかと思います。
まずはアイディアを作ってみたり、試しに短い曲を作ってみるのもいいかと思います。
いい曲を作ろうと身構えてしまうと、かえってプレッシャーになってしまい、挫折してしまう原因などになってしまうので、まずは短い曲でも、すぐにアウトプットできる環境を整えておき、ひらめいたアイディアを作り込んでいくスタイルも良いのではないでしょうか。

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