月風楼

メロディの考え方

作曲の際、どうやってメロディを考えているのでしょうか。簡単にメロディなんて、思いつきませんし、仮にいいメロディがうかんでも、それを形にするのは難しいですよね。今回はそのメロディの作り方について、ご紹介します。

作曲の際に主旋律となるメロディを考えるには、いくつか方法があります。MIDIなどで楽譜に起こす事に変わりはないのですが、そのメロディを起こす事自体も、それなりの技術が要求されます。

今回はそのメロディの組み立て方の一例に触れてみましょう。

メロディそのものから考える

鼻歌や、キーボードなどで、実際に思い浮かんだメロディを歌ったり演奏してみたりして、そのイメージしたメロディから、メロディラインを考えます。

この場合、実際に思い描いた通りに入力できるかどうかと言うハードルもありますが、ごくごく一般的であり、よく行われている手法ですが、事前にそのメロディを譜面で再現できるかなど、初心者には難しい手法ですので、この方法をいきなりトライしてしまい、上手くメロディが再現できなかったりと、一番挫折を味わいやすい手法です。

リズムから刻んで考える

メロディよりも、ステップやビートがイメージできている場合はこの方法もおすすめです。音の高さがイメージ出来ていなかったり、音の長さなどがイメージ出来ていても、音階が正確に入力できるほど、固まっていなかったりすると場合は、この方法をお勧めします。

音階を特に気にせず、ノートの長さだけに作業内容を絞り、入力します。その後、打ち込んだノートを上下に移動して、イメージに合ったメロディを組み立てていきます。

この方法は、ステップ入力と言って、ビートから組み立て、そのビートに合ったメロディを探りながらメロディラインを組み立てていく方法です。

以上、よくあるメロディの組み立て方をご紹介しました。3つ目の素材を切り貼りして組み立てる方法は、やってみるとなんとなく出来そうな気がしますよね。

実はこの方法、プロでもやっていたりします。

その他のメディア
プロモーション