打ち込みの方法
打ち込みとは、ピアノロールと呼ばれる形式の楽譜に、MIDI(ミディ)という形式で、音符を採譜していく方法です。一般的な5本線の上に書いて行く楽譜よりも、感覚的にメロディを作っていく事の可能な方式です。
ピアノロールとは
ピアノロールは、直感的にメロディを作っていける編集方式です。ピアノロール方式で編集していく、編集画面を、「ピアノロールエディタ」といいます。
ピアノの鍵盤を縦に並べ、音の長さも、長い棒の形をした音符で入力していく方式なので、楽譜が読めなくても、入力を進められます。
もちろん、五線譜形式でも入力出来る、スコアエディタもあります。
MIDIとは
簡単に説明すると、パソコンなどの機械で、音源を再生する時に使用される事が多い、音声のデータ形式です。データ容量も軽く、音源データを差し変えるだけで、演奏している楽器の音が変更できたり、使い方次第で様々な事が出来ます。
打ち込みのやり方
具体位的には、ピアノロールエディタ上に、音符の長さを指定して入力します。
音符の長さというと、四分音符、八分音符などと、聞き覚えのある単語でいうと、イメージしやすいと思います。
四分割の音符、八分割の音符なので、そういう名前になっています。
ピアノロールにも、楽譜と同じ様に、小節という、一つのブロック単位で区切られた範囲があります。そのブロックの全範囲までの長さを持つ音符を全音符と言います。
その全音符の長さを、二分割、四分割、八分割と、刻み、並べていき、リズムが出来上がります。
出来たリズムに対して、皆さんも聞いた事のある「ドレミファソラシ」という音の高さを加えると、メロディとして完成します。
鼻歌や、なんとなくイメージできているメロディを再現する為にも、一度音符の長さだけに、要素を崩してみると、思いの他、打ち込みが出来る様になって来ます。
皆さんも、一度、試してみてください!