作曲を始めよう(準備編)
さて、4回にわたって、DTMの基礎知識についてお話しました。
この知識を使って作曲を始めてみましょう。 と言いたいところなのですが、全4回の基礎知識についての話覚えていますか?
まずはおさらいしてみましょう。 曖昧だったりいまいち覚えていなかったりする場合は、 各記事に移動できますので、ご確認しながら、 おさらいしてみて下さい。
全4回のおさらい
最低限必要な音楽知識は、以下の4つでしたね。
音符の長さを決める音符の種類の話
音の長さは、等間隔で分割されていくイメージでした。
音の速さを決めるテンポの話
曲の速さを決めるテンポ。DTMの上では、BPMと言う単位で決めていました。
音の高さを決める音階(ドレミ)の話
一般的に使われている、 明るい印象のメジャースケール。
暗い印象を与えるマイナースケール。
重なる音できれいに響きあうコードの話
明るい印象のメジャーコード。
暗い印象のマイナーコード。
すべての知識を使ってDTM(作曲)を初めてみる
全ての基礎知識を使って、これから作曲を始めていくのですが、まず作曲のためのソフトをインストールしてもらう必要があります。
今回の講座の中で使用するのは、PreSonusが販売しているStudio OneというDAWを使用します。
こちらを使用する理由は、WindwsもMacも対応している上、ある程度機能制限はありますが、入門向けに無料版としてダウンロードができるバージョンがあり、制限されている機能が無い方が、はじめてDAWソフトに触れる場合、混乱しないので、 今回お勧めさせていただきました。
今回はパソコンに限定していますが、 また別の機会でスマホでも使える作曲ソフトについてご紹介できればと考えています。
パソコンの性能について
DTMを始める場合パソコンの性能も、ある程度必要になります。
大体の性能の目安ですが、他に画像や動画の編集などを想定したパソコンを持っているのであれば、 それほど心配はありません。パソコンでゲームをする場合は、それなりの性能を持っているはずなので充分だと思います。
Macの場合は、ほとんど心配することはありません。今回ご紹介するものとは違いますが、最初から作曲ソフトが入っているので、それなりに性能を持っています。
今回ご紹介するDAWは、無料版ライセンスなので、実際にインストールしてみて、お持ちのパソコンでDAWが動作するか試してみて下さい。
製品ページ
インストール手順
メールアドレス、パスワードを入力して、PreSonusのアカウントを作ります。
※半角英数の8文字以上。大文字、小文字、数字を1つずつ。パスワードに含む必要があります。
使用条件等などの規約を読み、同意した上でGET THE DEMOをクリックしてください。
My.PreSonusというページが開かれ、「Myプロダクト」というログイン中のページが表示されます。
Studio One 6 Demoのインストーラーをダウンロードしコンピューターにインストールしてください。
インストール完了後、Studio Oneを起動します。
すると、初回起動のみ、ライセンスの選択が求められます。
「Studio One Primeを実行」を選択し、アクティベートボタンを押すと、ライセンス認証の手続きが行われ、Studio One Plimeと言う無料版DAWが起動します。
このような画面が表示されると、インストールと起動が完了しています。
今回の準備は完了です。次回、ついに作曲に挑戦していきます。
これまでの基礎知識の内容が不安な場合、は復習してみましょう。