月風楼

ピッチベンド

ピッチベンドとは、音の高さを滑らかに変化させて、直接鍵盤などを切り替えるよりも、滑らかに、音の高さを変化させられるパラメータです。

スタジオの現場や、クリエイターによっては、「ピッチ」や「ベンド」と呼ぶ事もあります。

ピアノロールに打ち込んだノートの音階を基準に、上か下に、変化させる事ができ、うねる様に音階を変化させられます。

ピッチパラメータを調整する

ピッチベンドを設定するには、ピアノロールウィンドウから、PitchBendをクリックします。

そして、編集するノートを選択して、鉛筆ツールに切り替えて、音の高さを変更したいタイミングでクリックします。

すると、クリックしたところに点が打ち込まれます。別のところでもう一つ点を打ち込むと、ノートを打ち込んだ拍の頭から、直線で結ばれます。

直線の真ん中に、編集可能なコントローラーがあり、そのコントローラーをクリックして引っ張ると、
直線が引っ張られ、弧を描いた様に丸くなります。

直線の状態だと、直線上に、等間隔で音階が変化し、曲線にすると、曲線に沿って音階が変化します。

音の変化量

真ん中の0が基準となり、打ち込んだ音階がそのまま再生されます。

+100に近いほど、音が高くなり、-100に近いほど音が低くなります。

ピッチベンドを連続して設定すると、ビブラートといって、音がブルブルと震えている様な表現を作る事もできます。

ピッチベンドをうまく調整する事で、かっこよく音を揺らしたり、情けない効果音を作ったりなど、様々な表現をする事ができます。

使用するシーンによって、アクセントとしても使えますし、表現の仕方次第で、あらゆる事にも応用できるパラメータです。うまく使いこなして、曲のクオリティアップを目指してみましょう。

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