イコライザーとは
イコライザーは作成したインストゥルメントトラック、レコーディングしたオーディオトラックの音質を変化させて、低音域、中音域、高音域などの、それぞれの音域で不要な部分をカットしたり、不足している部分を増幅させたり、他のトラックと音域が被ってしまい、聴かせたい音をクッキリと聴かせられるように調整する事で、楽曲全体のクオリティを上げられるプラグインです。
ミックスの工程でも、重要な工程であり、何よりも経験が物をいう内容です。
Apple Logic ProからVintage Graphic EQ
イコライザーの掛け方は用途次第
1つ1つのトラックにイコライザーを掛けられるのですが、ここで1番間違えがちなのが、1トラック毎に順番にイコライザーをかけてしまう事です。
イコライザーの硬貨による変化で、あえて音作りに使用するというアイデアもあります。
全体的なバランスを整える作業になりますので、全ての音も聴きながら、なおかつ、1トラックごとに音を確認し、不要な部分などを聴き分ける能力が求められます。
慣れてないならあえて使わない
慣れないうちは、一切イコライザーを使わずに、ボリュームバランスだけでミックスを仕上げてしまっても大丈夫だと考えます。
何故なら、イコライザーの効果で、何がどう変化しているか、把握出来ていないまま、調整をしてしまうと、音がスカスカになってしまうのです。
練習ならいくらでも失敗ができます。自信をもって発表したい作品なら、失敗なんて出来ませんよね?
なら、一切イコライザーを使わず、ボリュームバランスだけで完成した曲を公開用に作り、それとは別に、思ったようにイコライザーを使ってみて、2つの音源を準備し、どう変化するのかを比較してみるのも、勉強になります。
具体的なイコライザーの使い方は、別の記事で解説しますので、今回はイコライザーというものがどんな物で、実際に弄ってみて、音がどう変化するかを足してみて下さい。
少し触るだけでも、どう音が変化するか、すぐにわかるはずです。